ビタミンCとはどのような成分ですか?
ビタミンCというのは、
「アスコルビン酸」ともいいますが、
レモンやピーマンなど、
多くの果物や野菜に含まれる水溶性のビタミンのことで、
数多くの機能を担っています。
ビタミンCの機能は?
ビタミンCは、次のような機能を担っています。
■皮膚や骨を丈夫にするたんぱく質である「コラーゲン」の合成を助ける
■活性酸素を壊して体の酸化を防ぐ
■ストレスに適応するためのホルモン合成を助ける...など
ビタミンCとサプリメント
ビタミンCには、
鉄の吸収やビタミンEのリサイクル※を
助ける働きもありますので、
サプリメントで鉄やビタミンEをとるときは
一緒にとったほうがよいとされています。
※酸化されて効力を失ったビタミンEを
もとの形に戻すことです。
ビタミンCが不足するとどうなりますか?
ビタミンCは、不足すると、
次のような様々な不調が出やすくなります。
■カゼを引きやすい
■疲れやすい
■歯茎から血が出る
■傷の治りが遅い...など
また、タバコを吸うと、
活性酸素が体内にたくさんできることから、ビタミンCが不足しやすいです。
ビタミンCの摂取量は?
1日当たりの摂取目安量に
ビタミンCが35〜1000mg含まれている食品には、
「保健機能食品」(栄養機能食品)の表示が認められています。
また、日本人成人の1日当たり栄養所要量は、
男女ともに100rで、妊婦は10r、
授乳婦は40rを追加します。
なお、許容上限摂取量は特に定められていません。