コウジ酸とは?

コウジ酸とはどのような成分ですか?

コウジ酸というのは、日本酒や味噌などの醸造に使われる
「麹(こうじ)」の培養発酵液に含まれる成分のことです。

 

このコウジ酸は、
日本酒を作る杜氏(とじ)の手が白いことから、

 

美白作用に注目した研究が進み、
メラニン合成を抑える作用を持つことが明らかになりました。

コウジ酸の配合禁止について

これにより、薬用の美白成分として認可され、
多くの美白化粧品に用いられてきました。

 

しかしながら、コウジ酸を動物にたくさん食べさせると、
肝臓などにガンが生じることが判明したことから、

 

2002年12月に食品、
2003年3月には化粧品(医薬部外品)への配合が禁止されています。

小麦はい芽とは?

小麦はい芽というのは、
ビタミンB群やビタミンEを豊富に含んでいる、
小麦の芽になる部分のことをいいます。

 

なお、小麦はい芽を搾った小麦はい芽油は、
ビタミンEとオクタコサノールなどの成分を含んでいて、

 

老化防止や美容、
スタミナや耐久力の向上などの効用が知られています。

 

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コエンザイムQ10とはどのような成分ですか?

コエンザイムQ10というのは、
ユビキノンとか補酵素Q10ともいい、
「CoQ10」と略記しますが、

 

細胞のミトコンドリアが、
細胞のエネルギー物質である
アデノシン3リン酸(ATP)を作るのに
欠かせない成分です。

 

このCoQ10は生体内で作られますが、
ATPの合成に伴い消耗することから、

 

運動などによりATP産生が活発になると
供給が間に合わなくなります。

 

なお、加齢とともに、
体内のCoQ10量は減少します。

 

ちなみに、CoQ10は
酵母や藻類の培養などによって大量に生産されます。

コエンザイムQ10の効用は?

不足しがちな人がCoQ10を補給すると、
心臓が元気になり持久力も高まり、
むくみが改善されます。

 

また、経口摂取でシワが改善するなどの
美肌効果も確認されています。

CoQ10の摂取は?

CoQ10は、食事でも摂取できますが、
通常は1日あたり5〜10mg程度とそれほど多くありません。

 

日本では、心不全の治療薬として利用されており、
1日量は30rとされています。

 

ちなみに、サプリメントによって補給する目安量は、
1日30〜100rとされています。

 

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